リサーチプロジェクト
ユビキタスネットワークロボット
環境中のセンサーや携帯電話上のキャラクタ・エージェントなどとロボットを連携させることで、単体のロボットでは不可能であったロボットサービスを実現するネットワークロボット技術を研究開発してきました。これをさらに拡張し、家・病院・商業施設など多地点でネットワークロボットが連携することで、複数の生活シーンを行き交う人々へのサービスを提供する技術の研究開発を行っています。
ジェミノイド
ロボットらしいロボットだけでなく人間らしいロボットを用いて、人間の持つ存在感の解明を目的としています.
人物行動解析
様々なセンサを使って人の動きを計測し、さらに計算機によって人の動作や状況として理解する技術をあらゆる場面で活用しています。
人ロボット共生学
人ロボット共生学領域では、人々とロボットが信頼関係を作り互いに学びあえる共生状態が起きるような未来社会の実現を目指しています。
ユビキタスマーケット
商業施設の店舗内に設置するセンサ群により、顧客の位置や行動、視線の動き、商品の位置など、購買行動に繋がるデータを計測・蓄積・解析し、ネットワークロボットによる顧客への情報提供を可能にするユビキタスマーケットプラットフォームの研究を進めています。
コミュニケーション知能モジュール
これまで開発されてきた高性能センシング等の要素技術を活用し、生活空間という状況が変わりやすい環境下でもロボットが、タスクを確実に遂行するために、商業施設などの公共空間で、親しみやすく道案内するヒューマンロボットインタラクションを実現するためのコミュニケーション知能モジュール群の研究開発を進めています。
ロボットによる街角の情報環境の構築
本研究は、ショッピングモールのような人が行きかう街角の広場や通路において、センサネットワークを用いて街角の状況や場所の使われ方を理解するという街角環境理解技術、 ロボットが環境と調和して移動したり、人々に親和的に話しかけたりするためのインタラクション技術を実現します。 街角を移動して人々と対話するロボットが、環境に調和して様々なサービスを提供できるような「ロボットによる街角の情報環境」を構築します。