ネットワークロボット技術
背景と目的
単体のロボットでは見る、聞く、話す、考えるなどの認識能力はまだ十分ではありません。そこで、環境に埋め込まれたカメラ、タグ、ウェアラブルセンサ、インターネット上のエージェントなどもロボットの仲間に加えて、これらを連携させることで、ロボットが人に尋ねるような感覚で会話とジェスチャによる道案内や情報提供などの実現を目指しています。
特徴
- 3つの異なる型(ビジブル型、バーチャル型、アンコンシャス型)のロボットがネットワークにつながり、ロボット同士が協調・連携して、単体のビジブルロボットではできなかった対話サービスを実現します。
- ビジブル型ロボットがバーチャル型(エージェント等)やアンコンシャス型ロボット(カメラ、タグ等)と連携することによって、環境状況や人々の行動に応じて、話し方やジェスチャを変えられる高度な対話技術を駅、科学館、ショッピングモールなどで実現できます。
- ユビキタスネットワーク(異種ネットワーク)環境と連携して高度な対話サービスも実現可能です。