(1)街角環境理解技術

人位置計測

 複数の3次元距離画像センサを使って広い場所で人の位置を観測できる用になりました。ショッピングセンターでこのシステムを設置して一年以上使っています。

 トラッキングデータの一部を他の研究者にも提供しています! → こちら

歩行者行動のモデル化

 歩行者の移動パターンをモデル化して、環境内の人の行動をシミュレーションを使って再現できる用になりました。

(2)街角環境調和型のインタラクション技術

街中におけるロボットの親しみやすいすれ違い方

 ロボットは街角で,道案内などのインフォメーションの役割を果たすことが期待されています。 ですが、たくさんの人が行き交う街中で、ロボットはどう人々とすれ違えば親しみを与えたり、不快感を与えずに済むのでしょうか?
 本研究では、ロボットが自然に、それでいて人にとって親しみを感じさせるような歩き方を探求しています。

ロボットの周りで起きる混雑を回避する

 ロボットの存在は大人や子どもたちの好奇心を刺激するため、ロボットの周りにはよく集まりができることがあります。でも、例えばそれが狭い通路のような所だと、他の人の通行を邪魔してしまいます。ではどうしたらロボットは混雑を起こさないようになれるのでしょうか?
 本研究では、ロボットがロボットの周りで起こる混雑を知り、混雑を起こさないように行動するやり方を探求しています。

受け取りやすいようにチラシを配る

 駅やショッピングセンターの中で、チラシを配っている人をときどき見かけることがあります。よく観察してみると、チラシ配りをする人は、向こうからやって来る人の動きを読みながら、相手に対して受け取りやすいようにチラシを配っていることが分かります。ではどうしたら、ロボットはこのような動きができるようになるのでしょうか?
 本研究では、チラシを自然に受け取ってくれるようなロボットのチラシの配り方を探求しています。